Make a long story short. 手短に言えば。
お子さんたちと 使役動詞 make, let , have + 目的語 +原形不定詞 で してもらう という伝え方の 練習をしている。
The story was so sad that it made Sue cry when she read it.
ここのあたり、面倒ですよね。 でも させる、してもらう という伝え方をしたい 一心で この練習に励む 毎日です。
Make a long story short. 長い話を短くさせると。 手短に言えば というのも これも 同じ要領なのかな。
と、話はまったく 関連ないことになりますが。
先日、髪の毛を手入れしてくれる N君が、 「Tさん、僕。今度結婚することで、親戚のおばちゃんが、家賃を払っているほど無駄なことはないって 言うんですよ。 でも、不動産屋さんの知り合いは、購入と賃貸では 最終的には 結局 賃貸のほうが安く済む。というし。Tさんは どう思われますか?」と聞いてきた。
Tさんである私は、ここのところ考えることもあり。こんな発言をしてしまっていました。
「家ってさ。幸せを入れる箱だと思えばよいと思うよ」 と 年上風をふかせ 語り始めました。
「あたし。この辺りの立派なお宅をみながら 思うことがあるよ。ああ、この家は幸せを求めて月日を過ごしてきたんだなぁと思うような家って いいもんだな。って。 風格もあるようなおうちって。 一代のものではないんだよ。代々からのもので。お金だけではなく時間が風格を作るんだもんね。 そして たとえ、普通のつましい暮らしの中でも 1日の幸せを求めてまっとうに暮らそうとしている家は どんなお宅でも、その過程の中で 輝いているようにみえる」
「あ そういうのありますよね」
「うん。あるある。 私は子供がいないから 一代で終わる 家だけど きれいに お終い点前して終わりたいことに必死だけどさ。 N君は これから 家族を持ってくんでしょ。それには 賃貸でも、持ち家でも、相手と相談して、お互いを思いやるように 場所を決めていくといいと思うよ。 その場所が 買わないと住めないっていうなら 買うことも相談するといいし。 しばらく 賃貸で いい場所に出会うまで という場合も 二人が 居心地の良い場所を選ぶようにするといいと思うよ。^^ どちらかのエゴや 勢いに任せて 住むところを決定してしまうとね。 せっかくの幸せを入れる箱のなかで 心が迷子になっていってしまうからさ」
と、えらそーに 語る 語る。
私の好きなお宅が 宮の森の 一角にひっそりと建っている。
奇抜なところもなく。 さらりとしながら、窓の枠は木で出来ている。 雨風にさらされ 少し剥げていながら、それが いい風味を出している。 3年に一度くらいは塗り替えなければいけないんだろうな。でも あれが アルミサッシだと 台無しになってしまう。
立派にみせようとか、どうみせたいとか 不意に忘れているかのように、そこの 地型、土地の持つ 性質に寄り添うように 佇んでいる家。 どこの建築士が手がけたものか。ということさえも 見る者に悟られないような家。
家は 資産ではなくて 時間を過ごす処 できれば 幸せな時間を過ごせるように そんなおうちと N君も 縁がありますように。