最近、よく耳にする (劣化)という言葉。
有名人の 昔より美貌が衰え始めた ということを言いたい時に使うらしい。
このときの 劣化って・・・英語ではどの言葉がよいのかな。と decline あたりかな。Her beauty has been declining.. に、なるのかいな?なんて 今朝考えていたと、同時に。
もう・・・放っておいてよ・・・と。キョンキョンだって、平子さんだって思っていると思う。 どうか 静かに劣化させて。と、思っていると 同じ年代として、 そう考えてると思うのだけど。どうでしょ?
だって。 40代って 心穏やかに 老いを受け止め始める その大切な時なのに。その時に プラスチックのように 変わることは許されないなんて、あまりにも酷に思う。
20代くらいのときに、確かにあったかもしれないですよ。自分だって、大した容姿はない凡人でさえも、一秒でも年を取ることがいや。というような そんな時。
あれほど 心が不自由であることってないと思うんですよ・・・。だって 昨日より自分の肌が悪かったり、何か 衰えたりしたら この世の終わりのように感じるのだもの。 まるで プラスチックのように 全て プリザーブしておきたいみたいな・・・感覚は あれは 生き地獄以外の何ものでもない。
一般人は その 生き地獄からは さっさと足を洗えるけれど。
有名人、容姿が商売道具の人は・・・ 本人はそう納得していても。外野がうるさくて、嫌になるだろうな。と、本当に気の毒に思う。
変わってゆくのは当たり前なのになぁ・・・
変化を食い止めようとした時から 私達の心は不自由になると 思う。
今朝、新聞で 面白い話を読んだ。
「商売がうまくいっている代の者は 柱に砂金を埋め、そして 商売がうまくいかない時代に生まれた者は、その砂金を掘って 家の継続を図るべし」という 話。
代々、続く家の知恵は、そういうことなんだろうな。と、感心しながら。
商売を続けさせる考え方 と、 一人の美しいといわれる70代くらいの女の人の美に対しての考え方って 同じなのではないかな と感じた。