昨夜 テレビをみていたら 小林幸子さんや年代の違う他5名ほどが、とっておきのおみやげを選ぶ。という番組が映っていた。
その 選び方に それぞれの世代が映しだされているような気がした。
小林幸子さんは やはり 小林幸子さんの年代の限界があるのかもな。と
高級豆腐セット お値段1万円以上也。 私世代の島崎和歌子さんは お茶漬けセット そして もう少し若い芸能人の一人は、タピオカの粉を使ったおやき のようなものを選んでいた。
このタピオカの粉を使ったおやきという品は、小林幸子さんはいくらお金があっても、選ぶ感性は買えないだろうな・・・と 昭和の代表歌手が平成も頑張る姿をみながら思っていた。
この感じと似た感覚を先日の日曜日に、自分自身に持ったのだけれど。
義理の妹のところでマッサージを受けた帰り道に2条市場の北方向で、前から気になっていたカフェに入ってみた。
名前は なんといっただろう。 カフェと グリーンと そして 洋服や 雑貨 絵なども売っている 天井の高い 店内に入ると そこは もう海外だった。
海外の とても Hot(かっこいい)お店 そのものなのだ。
こんな完成度 リズムのよい空気感をクリエイト出来る人たちが 年々増えてきているのは 日本人が そして 札幌の人たちの中に そういうセンスを持った人たちが生まれてきているってことなんだなぁ・・・ この 感性は 残念ながら 私の世代のものじゃないんだよな。 私世代は どうしたって バブル経済の影響を受けてしまった断片がにじみ出てしまい。 ロレックスの時計 なになにのバッグ わかりやすい高級車 などなどを良しとする傾向に走りがちで。どう、ひねってみせたところでその嗜好や回路が露呈されるか・・・ されてしまうことを避けるかのように シンプルにして安心 ホッと一息。という感じなのだ。
いまの30代たちが 醸し出せる この感覚は 30代の人たちだけがもてるLegacyとして 私は その空気を光景を 拝見し、遠くから 楽しませてもらっていたような その日はそんな感があった。
日本国は経済が厳しいと言われ続けたこの数十年の中で育ったこの世代達の中には、とても贅沢なものを知っている人たちも出てきていたのだな・・・と。
なぜなら あまり期待していなかった そこの ガレットなんとかというそば粉を使ったクレープで卵とベーコンを包んだお料理は、程よくいい味だった。
程よくよい味のお料理と、香ばしいコーヒーと 目に心地よい空気感で
そこのお店は とても とても Happy そうだった。
他の誰のものでもない 自分たちのオリジナリティーがそこにはあった。
年商何億とか 会社だから こうしなければいけないとか マニュアルがとか どこかのカフェがああしていたから 自分たちもそうしなければ・・・とか そう云う種類の感覚を 拭い去った時に いち個人だけではなくて お店という単位も Happyそうに輝いてくる・・・ それを 若い時から知ることの出来た その世代が2016年現在の30代たちなのだろうと、思う。