ここのところ 思っていることで。
ちょっと不幸なくらいのほうが、いいんじゃないの。覚醒作用ってものもあるんじゃないの? と 言い聞かせながら 毎日毎日過ごしている。
考えてみれば すっかり オトナになってから 幸せになろうとすることに忙しかったような。
どうすれば 幸せな考え方になれるのだろうか。とか、幸せオーラを引き出すべく笑顔の作り方 やってみるか。とか、Very とか Storyあたりの雑誌で 破顔一笑の勢いで笑っている読者モデルのような笑顔にならねば。と、なんだか そのあたりの 調整で 日々の暮らしが埋まってしまっていた様な気もするし。
しかし ここにきて 幸せになろうとすることに忙しくしているのも なんだか 飽きた。・・・そう 飽きた。という言葉が ぴったりとくるくらいの、嫌世的な思いにかられている。
これを人は 更年期障害と呼ぶのかもしれない。
しかし この感覚 どこか 懐かしいのだ。 懐かしいのはなぜ?と 記憶をたどっていると そうか これは 自分が 何かを成し遂げようと目標を持った時の あの 真っ暗な気分の中にいて、何かをみつけようとあがいていた時の気持ちと 同じなのだ。
これは! そうだ これだよ。と 久しぶりの懐かしい 奮い起こされた思いを 消してはならんよ。と、沸々としたこの思いを保つために早速 ある人の門を叩いた。始めてみて、これは門をたたきよかったと思う。
逆境こそがチャンス 宗教団体のキャッチフレーズのそれは もうあまり流行らないセリフだとは思うけれど。
穏やかな時の中で 成長したことというか 目標をもったことって 自分の場合、一度もなかったんじゃないかなぁ・・・。