お子さんたちの 試験の準備をみるにあたって もしや これは・・・と感じていることがある。
試験に合格するにあたって そりゃ 出来る出来ないということが大きく勝敗を分けるのだろうけれど。
それぞれの個性が 自分の勉強の仕方を分かって それにのっとりリズムをつくって 乗り越えてゆくかってことなのかなぁ と思ったりする。
例えば じっくり型のB君が ピカピカ電光のようなA君の真似をして挑んでも うまくいくわけがない。 じっくりB君は じっくりとしたペースで トランプのカードが次々と開かれていくような展開がくる波をじっと待つ・・・ そして 結果を出す。
ふんふんあれねこれね と 空気を泳ぐように 分かったつもりになりがちな Cちゃんは それはそれの良さがあるのだから なんども泳ぐように反復したら 点数につながる。
その個性が悪いわけではなく 自分の勉強の仕方 リズムを掴まないことが もったいのないことだったのだ・・・ と この年になってそうか そうだったのかと分かることが出来た。
考えてみたら 何に関してもそうだ。
人と交渉をしてゆくときにだって 自分のスタイル 自分に合った方法がある。 誰かのモノマネをしたところで それは 相手の心に響くわけがない。 交渉 交渉と 言ったところで 相手が人間である以上、まずは第一に自分という人間に合った方法スタイルで、相手と向き合い決着点にむけて話し合ってゆく。この面倒なことへの対処の仕方というのも 自分スタイルを 早いうちに見出すことも必要なのだと心から思う。
片付けの仕方、料理の仕方 なんの仕方も 自分に合う方法を見出そうというように進歩していくことって可能なのかな・・と 競争社会に身をおいたことのない自分はそんな流暢なことを考えている。
そんな流暢な戯れ言をいうと 飲み友達の おじさん達に 「普通の社会はね あつこさん 競争ってものがあるんですよ」とちくりと諭される。