ほんとのこというと・・・

本当のことを言ってしまうと

年々 年々 日常に埋もれてしまいたい自分がいる。
ただただ 食し 生活に追われ 眠りにつき 翌日を繰り返すだけの。

でも それでは 自分が育たないんだろうな・・・と 重い腰をあげて コンサートや 旅 や 文化に触れるような試みを自分に課してみると それは それで やはり 意義あることなのだろうとは 分かる。 が、 しかし、 どこかで エイヤッ と努めてる自分は一向にいなくならなく 更に驚くことに そういう 文化に触れることを喜びと愛しめる人々が 一方ではいるということが わかってくると・・・ まずいな 文化吸収にあまり積極的ではない自分・・・なんとかしたいよ と 心情穏やかでないまま 文化に 背伸びして 触れようとしている そんな様子なのだ。 

 そして それは この先も決してなくならないことは はっきりしていて。

 本音をいうと 焼き鳥屋で ビールでも飲みながら 一日の愚痴を言うよーな暮らしのほうに 自然に任せると いきたい性質。
 
 しかし、 世の中には 高尚な 文化や暮らしを楽しみ  きれいな言葉運び 楽しい冗談を交わしながらでも 決して、いない他人の批判などを簡単に口にしない人々もいるのだということを知ってしまうと 
 やはり ソッチの方が いいよなぁ・・・ と いくら 高尚さには欠けている自分でも そういう人たちには 憧れは持つ。

 注意して そういう人たちの 動向を観察してみると 決まって 文化を傍に置いているのだ。 自分の行きたいと思ったコンサートには積極的に出向き。 テーマをもって旅をし、なんというか そう 積極的なのだ。

 そうはいっても 自分の持って生まれた性分を 180度変えてまで 積極性を模倣するのもなぁ・・・と ためらう自分に 時々 えいや! っと 課すときに この言葉を唱える。

 庭をつくるのにも その作り手の文化度合いが出る。 庭のために 精進精進・・・と唱えながら 時々 えいや! っと 重い腰をあげての芸術 文化との 向き合い方をしています。