夏が始まって

特別夏期講習に 立命館や北嶺の生徒さんたちが集まり始めました。

大きな吸収をもって 学べる貴重な夏。 大いに役に立ちたいものです。

その反面 英語が嫌いになりそうな子たちにも来てもらいたいと 願いながらも

なかなか このあたりは あちらが求めてきてくれない限りは こちらの押し売りだけでもなりたたなく。

出会いというか その時のタイミングというのは バランスが満たされたときに成り立つのかと思ったり。

話は少し かわり。

先日 鰻を出してくれる 宮川さんというお店へ行ってまいりました。

渋い内装で、落ち着く店内には ご年配の方が大勢いらっしゃり。

驚くことにと言っては失礼ですが、ご高齢の方たちが とても 生き生きしてみえました。

銀行のATMなどでは、お年寄りが いきいきしてみえるなど まずありえないことであるはずなのに。

なぜでしょう、 独りで鰻を食べるお年寄りも、お友達と鰻を楽しむご婦人たちも 光り輝いているのです。

落ち着いた店内は、いいものを素材で使っていて。花器も存在感がたっぷりとあるもので。はたまた 器は 漆の本塗を 使っているといった 念の入れ方のせいでしょうか。

中途半端な中年の私よりも高齢の方の方が、その店ではいい感じにみうけられます。

出会いのタイミング その時 というものが 何にでもあるのでしょうか。

鰻とお年寄り。

勉学と青年。

・・・ いまの 私には なにとの出会いが一番しっくりくるのでしょうか・・・

この年になって 勉強しておけばよかった・・・と 後悔と共にやっと御尻に火が付いたころ

少年老いやすし、学成り難し・・・でしたっけ? そんな気持ちと戦いながら自然に逆らって生きております。