Thank you

春。 お別れもあります。が、永遠の別れではなく・・・節目としての

お別れは春の喜びを感じます。

東京の大学に教授として転勤される女性。 英語での 90分にわたる講義を英語で成功された興奮を一緒に分かち合ったあの日が昨日の様。12年以上時間をご一緒できたそんな方から 東京にいかれてもオンラインレッスン継続をいただきながらも 節目としてのご挨拶を、昨日ちょうだいしました。

東京の大学に出発してゆく子たちも 夏休みや冬休みの短期講習のリクエストと また あちらで よい英語の指導者に出会えなければ よろしくお願いします。また いつか・・・

と、本当はもうお会い出来ない可能性が大なのに、名残惜しく どこかでまた・・・の余韻の残る春のお別れは感慨深いものがあります。

仕事はビジネスライクに・・・と 肩ひじ張っていた時期もありました。が、 自分自身がビジネスライクな人ではないのに その姿勢は 借りてきたなんとか のようで 不釣り合いです。 馴れ合いはよくありませんが、いつの頃からか お付き合いしたい また出来る方々とは、ご縁を大切にしたいな・・・と思う様になりました。

よく

祖母が言っていた言葉があります。

お客様とのお別れは いかなることがあっても 名残惜し気に・・・に気を付ける。 その姿勢を徹底していた人でした。

人間の不十分な私にはその真似は簡単に出来ることではないながらも、

最近 その言葉の意味が 少しずつ理解できるようになりました。

いい出会いには いい別れ またどこかでお会いしましょうの・・・余韻を残す。たとえそれが 現実にはならなくとも。

そして ご縁がなかった出会いにも どこか余白を残すように の心がけの中には 日本の商人としての知恵があったのだな。と思います。