北海道、亜寒帯気候の春は、居心地良くうららかな春の陽気に包まれて。というような日は滅多にありません。
三寒四温という柔かい表現ではこの北国の春の気温の不安定さを伝えきれないなぁ。というのが 私の北海道の春に対する思いです。
ですが、不思議なものです。空から4月中旬の雪が降ってこようが、凍てつく夜に黄砂がボタボタと落ちてこようが、桜は咲く時期をじっと地中の中で決めているかのように 雪の中でも蕾を開くときは開きます。
こういうのを理科の先生がいたのなら、順序だてて色々と教えてくださるのでしょうけれど。地熱の力ってすごいんだなぁ。と、一般教養に欠ける自分は、ただひたすら樹木と土 光 そして 水のやりとりに魅せらるだけです。
木の持つ力、春ですね… 思いっきりいただきたいものです。(寒くても)