TOEIC、認定証を完全デジタル化


TOEICが、2024年度以降の紙の認定証を廃止し、デジタル認証だけにすると発表がありました。今後おそらく様々な分野でデジタル化が進むなか、TOEICが先鞭を着けたというのは、意外なような当然のような、ちょっと複雑な気分です。IT系の資格検定があふれる世の中で、制度のデジタル化を真っ先に実施したのが英語関係だったというところに、ちゃんと時代に即しているのを感じます。 認定証のデジタル化は、数年後には当たり前になってるでしょう。今は「ブロック・チェーン」などの専門用語が飛び交っていて、なんとなく不安を感じる人がいるかも知れませんが、技術用語やその仕組などは、わざわざ覚える必要がありません。正式な資格所有者にとって、デジタル化は、資格がより正確に、スピーディに証明されるなどのメリットが大きく、すぐに便利さに慣れてしまうもののはずです。実力がより活かせる時代が来ると言えるかもしれません。ただ、希望者には紙の認定証も発行してくれたほうが、張り合いがあるような気はしますが。