日曜日、台所のカウンターにある紙にその日のやることを書いておく。
1:sharpening knives.
2: gardening
3: laundry
4: clean the rooms with the wet cloth
5: making the banana cake.
と、5つほど。 包丁研いで、庭して、洗濯して、部屋を水拭きして、バナナケーキを作る。
かなりな Domestic life で 疲れた体を 夕方 神宮近くにある銭湯で労ろうかと、車で銭湯へGo.
銭湯でお隣の年配の人に話しかけられて 話をしていると。 その人が ところで お仕事は夜のお仕事? と、私に聞いてくる。 へ? と 驚いたが ここは ジョークで「いえ 一応 昼の商売しています」と返したら、焦りながら「奥さん、和服着て何かお仕事をしているイメージがあって あら、ごめんなさい!」と謝っていられた。
その奥さんは、失礼なことを言ったと申し訳無さそうにしていたけれど、自分でも 前世は そういう仕事していたんじゃないかなぁ・・・と、思うことが、時にある。
例えば、出雲大社の近くに泊まって、夜の川辺をトンプソンと歩いていた。 あの近くの夜は電灯も少なく、川の光と夜の闇が 江戸時代くらいの時のままなのではないか?と、思うような場所があり、その辺りで、懐かしい感じがしたのだ。 自分の前世は水のほとりにいた あまり 売れない芸者か何かであったような気が、そのとき、ふと、した。
前世の 行いのよい人は、当世で あまり 苦しまずに済むという。
その 真意はどのほどかは 分からないけれど。 この人は 守られているなぁ
よほど 前世からの徳を持って生まれてきた人なのだろうな。と、いうような人は 確かにいる。
そして 前世で得意だったことや、経験のあることは やりやすいし 飲み込みも早いし、得意な分野に繋がるというように思えてならない。
そういったことで、私は 水商売というか 夜の仕事の何かをしたら 上手くいくだろうな。と、ある時、真剣に その道に進もうかな?と、靴の仕事で挫折した時に考えたことがあった。
それを真面目に家族に相談をしたら、一喝で終わった。
まぁ それも そうだろう・・・と、それは諦めて、それ以来は性に合わない事務の仕事などをしていた数年を経て、いまになった。
もしも 前世の私がみたら、 外来語を使って 家のことをして お日様のほうをみて 生活している姿を どう 思うのだろうか? と、思うことが時々ある。
水のほとりで 三味線ひきながら ちょっと 不幸グセのあるような人だったんじゃないかな と思う。 そんな前世が 自分にラップしてきそうになるときは 一日のリストを作る。 包丁研ぐ。 バナナケーキを作る。 通訳のクラスに集中する。 生徒様に会える。 来週の日曜日に お客さんが来るから お昼の 粗飯を用意しよう。そのための準備を本日辺りから始める。 リストを書いて 前に 前に 進んでゆく。 そして 前世の自分を明るく 笑わせよう。と 眺める。