三面記事を大きな顔で語るのを許さないのは、男の沽券。
三面記事を恥ずかしげもなく語れるのは、女の特権。
だと、私は思ってる。
男で あいつがどうしたこうしたと、恥ずかしげもなく口にしまりなく言う男は、よほど特殊な仕事に就いている人以外は 必ずと言ってよいほど男社会から相手にされなくなる。挙句の果てには、同窓会などで何十年かぶりに会ったかつての女子高生。現在のおばさんからもヒンシュクをかってしまう羽目となり、こんなはずではなかったと・・・大変な目にあう。
それを解っている 普通の見識を持った男の人は、三面記事めいた他人の噂話や、レベルの低い話は 3人以上の集まりの時には必ずといってよいほどしない。
会話の流れは、軽い挨拶や最近の軽い出来事。そして 勢いのある人達の活きの良い話。それから社会で起こっている話のあとに ちょっとくだけた話をいれる。人によっては 競馬だったり ゴルフや 釣り 魚などなど。 その辺りの話を織り交ぜて 素養を披露する目的を持ちながら歴史の話で、自分の考えや 自分の置かれている心境の話をして。というパターン、フォーマットがあるようだ。
誰と誰が別れた。誰がああだ こうだ という人に対しての無責任な話は、そこに入り込む余地がない。
かといって 気にならないわけでは、決してなく。本当は気になるのだ。なるけれど
自分からそんな話を切り出す訳にはいかないから、言わない。言わないで 会話の勢いに華が咲いている内に時間が経ち 会食が終了となり。帰途へつく。
それに比べ、女の特権とばかりに 三面記事の会話に行きがちなこの私など。
「ちょっと!ゴシップ!」と 信頼も 品位もあったものじゃない・・・と
自覚はしているのですよ^m^; 一応。
特権などと 言って いい気になって 三面記事 あれこれ垂れ流していると
女でも 最後は飽きられるとは。はい。それなりに。
そんな自分の悪癖を知ってか・・・ 私は おじさんたちと一緒にお酒酌み交わしている方が好きであったりしています。はい。