男の人は結婚となると、突然、実に保守的になるものと、言われるようで。
そうするべきだと、 いまの私なら、彼らのその気持を心の底から理解できるみたいで。
社会性があって、かわいらしくて、無駄な敵をつくらずに 健やかで楽しげに、ほがらかに家庭を守り、運営してくれるような女性と結婚したいと、私が男でもそう願うはずで。
そういう女性は実際にいるし。そういう人と結婚できた男の人はラッキーだなぁと思うのです。
かわいらしくて 愛らしくて 頭も良くて というような女性っていうのは いいもんだなぁ・・・と 私もお慕いし申しあげたくなります。それが 人間ってもんですよね。
ところがですね。日本で住んで 日本語の未熟な夫のかわりに 私が大体の事を やらざる得ない場面がありますね。 言ってしまうと 男の人の役割をしなければならない時に、かわいらしくて 愛らしくて という要素がもともと少ないところに ますます 目減りしてきている自分がいるのですよ。
そんなきかん坊になってしまった私が言うのですから 間違えないです。 女は性格の愛らしい人の方がいいに決まっている。
だから 女友達はというか お慕い申し上げるタイプの人は そういう人をどこかで追い求めています。 あちらとしては 迷惑な話かもしれませんが、お近づきになれれば 少しでも 伝染して そんな人に近づけるのかもしれないし・・・などと 希を託しながら 好きです そういう人。
そりゃ・・・ そんな女の人には 大体 力のあるバリバリと外交的で、妻をしっかりと守ってくれて、家では妻に対し世の中に通用しない我儘をたしなめ、指導してくれるそんなご主人がいるから。という場合もあるけれど。 でも、一方でご主人を早くに亡くされて しっかりと一人息子を育て上げ ほがらかに 多くの方に好かれて 楽しげに暮らしている人を私は知ってます。他にも シングルキャリアウーマンでいながらも軽やかに、羽よりも人に重さを与えたくないというような心をもって素敵に生きている明るい女性や。亡くなったご主人の事業を受け継ぎ きっと色々なご苦労もあるかと思うのに、いつも相手の立場をまず先に考えられるような人。 彼女たちのように 色々なことがあっても 屈折しないで生きていける人と、そうでない人の 分かれ道は 何なのだろう・・・と それは いまは 分からないけれど、 実際のところ 煮ても焼いても食えないおばはんになるか、少しは矯正するべき道を進むかの いま際どい分かれ道に立っているに違いない自分としては、真剣に模索中ではあります。まぁ 模索したところで きっと なるようにしかなれないのでしょうが^m^;。
ひとつ・・・ これは 違う意見もあるかもしれませんが。
女が素直に かわいらしく 生きてゆくには やはり (オマエ、いや 君でもいいや)それは違うぞ。 とか 言ってくれる 異性の声というのは 大切なものであるように思うのです。
自分にとって そんな人は たった一人・・・ 我が父だけだったのだと思います。 またもや 憐憫になってしまいますが 父の声を聞きたくて トンプソンと 父の思い出話をします。 そうすると 父のことが大好きであったトンプソンも お父さんだったら こういう風に考えてのではないか? とか二人だけの 会話にならずに済んでいます。 第三者の目をもつことが必要な場面というのは 殊の外 あるものだなぁと 思います。