こんな時代がやってくるとはパート2

先日トンプソンが会員になっているスポーツクラブより電話があった。

そのスポーツクラブはなるべく人員を減らし、入室カードやカメラ センサーなどで管理を行っているといったもので一か月の利用会費は普通に比べて安いと思う。

そちらの唯一の人間(?)であるスタッフの方からトンプソンへ電話が。会費は決済されているはずだし何かな?と本人もいまカナダに出入りしているので私が承ることに。

その内容の、まず一言目が

「円山の会員から桑園の会員に変わらなければならない対象になっています。その際の手続き費用の件でお電話をしました」。

?と どういうことですか? と聞き返すと。

「ご主人は、円山会員さんなのですが、先月は(9月)桑園の方に何度か行かれていて、円山よりも回数がそちらが多くなってしまったために、会員を桑園に移さなければならないんです」とのこと。

運よく、というか 聞き流してはいながらも、トンプソンが 桑園にも新しくそちらのクラブがOPENして そちらも使ってもよいということだから、どんなところかと思ってちょっと覗いてみたんだ。というようなことを言っていたのを思い出した。

で、私はそのことをその電話口の人の声である男性に伝えた。

「少し立ち寄っただけで、何度か利用したというようには聞いていませんでしたが」と。

すると、その人は 急に体制を変えて「ええ確かに1回で いられた時間は20秒ほどだったようなのですが、それでも 先月円山の方へは1回も行かれていないので、機械が桑園の方へ多くいったということになってしまったんです」

そこで 私は ついついカチンときてしまった。 こなきゃいいのに・・・

「機械がそう探知され、1回の来訪で20秒だけいたということまで探知をしている。すごいですねぇそんなことまで管理をしてくれる機械。で、その機械の探知した結果を図りみる人間の仕事というのは、どうお考えですか? その数字をみても まだ **さんは、会員内容の変更をしなければいけないと、お思いですか?」

「・・・・じゃあ 今回は僕の方で処理をしますので・・とにかく円山より桑園へ行かれる回数が増えるとまたその対象になりますから注意してください」と、不服な声音が。

「・・円山2回桑園1回の割合ということですね。まず不注意に必要のないところへは行かないようにと伝えますが、今回のご対応のほうは、お願いをします」。と 電話を切った。

で、よほど あちらも 私の物言いが気に入らなかったのか 再度電話が鳴り名前を尋ねられた(苦笑)

しかし・・・ これから そんなことの主だった時代に私たちは支配されて生きてゆくのだろうな・・・とぞっ とした。

そうなると 人の心をおもんばかれる交渉力、外交力、言葉の運びに人間力のある人。が もっともっと強く求められる時代になってくると思う。 機械に対して支払う代価より 少し高くても 人間の言葉を聞きたい。人間の配慮を感じたい・・・そんな時代が 私たちの向かっているもののように思えて仕方がない。