世界は平和への危機で 恐々としている。
そして わたくし 個人単位では 健康に対する不安感で 恐る恐るということろであります。
漢方 鍼灸 寝かせ玄米 発酵食品 等を いまや 生活に取り込み 体力の充電にと・・・
世界単位では 戦火を必死に生きている人たちが、たくさんいらっしゃるというのに。
この 健康に自信がなくなっている ということも 平和な国で暮らす一人間にとっては、至極、重大な問題であることは、間違いなく。
ここ数年、原因不明、病名がつかない…大きな病院の耳鼻咽喉科で 眼で見た限りの悲惨さに、これは 先生も重篤な病気に違いないだろうと、血液検査等 他の科にもまわされ精密検査で出てきた結果は なんら 病名もつけることが出来ずに、 最終的に下された精一杯の病名が 口内炎が喉に広範囲にできてしまった。免疫力低下に伴う口内炎。 それでも本人としては、痛みに耐えられず 先生~~~~ なんとか抗生物質とか こう バシッ!と効くような薬処方してださい~~~ と泣いてすがったところでも いや 君の検査結果に従うと、どーしても 頓服とトローチくらいしか出せんのだよ・・・オレとしても。でも どーする? 今日は点滴うってくか? と 先生も 私がうったえればうったえるほど 笑うしかないといった、半病人扱いで。 実際そうなのでしょうが 本人は真剣に 死について考えてしまっていたりするほどの痛み。
・・・で、そんな症状にみまわれたのは 去年の日記によると 3月4月 そして 11月と12月。
去年の12月は ほんと あまりの痛みに スクールが冬休みに入り・・・ 奈良へ予定していた旅行を取り消そうとしていたところ・・・ 旅行狂の夫が 家のベッドにいても 苦しみは同じだよ。 行こう!と 引きずられるように 飛行機へ。 飛行機の中で 唾を呑むのも悲鳴をあげるほどの苦しさに・・・ もう 飛行機事故が あっても いいよ・・・ いい 楽になるなら 死ぬのもあり・・・。 とまで 思うほど弱まりきっておりました。
で・・・ 辛いんですよ ほんと おそるおそる 呼吸して 時を過ごすように それでも 東大寺 唐招提寺 そして 興福寺・・・ へと、ずるりずるりと足を運び 興福寺の薬師如来像を前にした時。
心から癒されてゆく そんな気持ちになったのです。
古の人々が 奈良の大仏様に 何を望んだのか・・・ その視線をみたときに
健康で生き続けることを 望んだのではなく
成仏 あの世にいけることの仕合せを 幸せを 大仏様の中にみようとしていたのではないか? と思えたのです。
その時のわたしの心は 身体は 眉目きりりと逞しい、阿修羅像よりも 弱り切っている 僧侶の像とか そういう方にばかりに目がいくのです。
奈良を後にするあたりの日には 少し食事も喉を通るようになり 体力がついてきて 気を少し取り戻すところまではまいりました。
と 2022年になりましたら 今度は その喉の広範囲にわたる口内炎の痛みから解放されたのは
次なる 蕁麻疹とやらが 頭部と耳の後ろ等に発症したからなのです。
まるで もぐら叩きです。 こちらが治まると あちらが顔を出す。
耳の後ろと 耳の穴 そして 身体の穴 粘膜の弱いところに 蕁麻疹が出来るという症状に見舞われました。
こちらも 皮膚科に通いながらも なかなか よくならず 先生が塗り薬の他に 飲み薬を処方してくれました。
すると その飲み薬の副作用で 体中に 湿疹があらわれるという もう あがけばあがくほど
むははは! この俺様から逃げられると思うなよ~~~ と いう感じで なにか 身体のバリアが 破壊されていくような感覚です。
その痒みや痛みで また夜も眠れないといった 最悪のパターンに陥る日々が続く中で・・・
自分の場合・・・ 漢方薬と 鍼灸 そして やはり食事の見直し 眠ることへのリズムづくりも見直そう。それには 規則正しく まず 何があっても 朝は日曜でも 決まった時間に起きて、足りない睡眠は昼寝で補う。 呼吸法も本に書いてあるものの通りですが じんわりとやってみてます。
奈良の薬師如来像は
身体を前に戻そうと戦うな・・・ いまの身体に寄り添え 自分のいまに寄り添い 身体の声を聴き そして 戦わず 癒し あの世へと繋がるような 老いを認めた生き方をせよ。 と 2021年の暮に わたしは 大仏様の前で はい・・・ と もう降参・・・ と 降参旗をあげましたが・・・
でも ウクライナは そういうわけにはいかんのでしょう・・・。
どんなことでも・・・戦うということは 甚大なことです。