英語とAI


初めまして。トンプソン・インターナショナルのサイトを管理している「STAFF-K」です。今回から時々ブログに投稿させていただきます。よろしくお願いします。

できる人には便利な道具

最近はさまざまな分野で、外国語の自動翻訳が利用されています。翻訳ソフトは昔からありましたが、最近のものは精度が上がり、ゼロから英文を考えるより早く、それなりの下書き文章が出来上がります。便利な時代になったものだと思います。

一方、AI英語翻訳には気になる点もあります。それは、語学力の積み重ねができないことです。英語のできる人にとっては便利で、仕事や趣味の世界を広げてくれるツールですが、一方、できない人にとっては大きな助けにはならず、頼ってしまえば勉強する機会を減らしてしまう。できる人とできない人の格差が、今以上に広がってしまうような気がします。

これが英語以外の馴染みのない言語だったら、AI翻訳は今までにない大きな恩恵ですが、日本と英語圏、日本人と世界の関係は、すでにその段階を超えた密接なものです。仕事やスキル、友人を手に入れるため、今日、明日にでも、英語圏の人に”自分の言葉で”自分自身を語る場面が来るかもしれません。

AI翻訳が、私たちの世界を広げてくれるものになるかどうか、今が分岐点だと思います。

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