COVID-19の世界的な感染拡大に関して、世界中からいろいろなニュースが飛び込んできました。その中に、外出制限されたイタリアで、アパートの窓辺で他の窓の住人と楽器を合奏する光景があり、評判になりました。そのせいでしょうか、いまネット上では、楽器演奏などの通信教育サイトや動画の公開が急増しています。中にはバークリー音楽院の先生やグラミー賞受賞者などによる講座もあるほどです。動画やテキストによる初心者向け講座の他にも、ZOOMによる個人指導もあって、かなり興味を惹かれたのですが、自分の英語力を考えて断念しました。
私の知人に、高校時代にジャズに目覚めて大学卒業後、バークリー音楽院に留学し、現在もシカゴでジャズメンをしている人物がいます。なんとか英語力を身に着け、さらに反対する親を説得するなど、当時の彼の苦労を聞いているだけに、日本にいながらにして世界最高峰の指導に接することができる、すごい時代になったと思います。
ネット上では、英会話の通信教育も花盛りです。ただ英会話の上達を目的にするのではなく、英語を踏み台に、仕事や趣味の分野で、世界最高水準のスキルを獲得する。そんなことも、決して夢ではないと思います。