Self defense and governing system

 弥生時代の頃から、防衛と支配システムが成り立っていたのだからこれが生き物の在り方だと改めて思う。

 強いものが支配する。これはどうやったってなにをしたって変えようのない真理なんだよ。と、いう声に、それは そうだな そりゃ そうだ…と溜息まじりに弥生時代の生活あたりだと、自分の性質なら、このあたりかなと思ったのが 王の身の回りを世話する料理係。いやいやそこまでいければ大したものでしょ…そこまでいったら国家公務員くらいの地位なのかな その当時は。と、自分の育った家の流れをおってみて、知る限りほとんどがなんらかの商いをしていた家系からすると、まず高貴な家柄というのは望めないし、また、学者とか官僚とかはありえない。

 きっと自分の祖先は、このあたりだったのかなと思うのはやはりなんらかの行商をしていたような人。そのあたりと目星をつけた。

 なぜか吉野ケ里遺跡の人々の生活を垣間見て、悠久の昔に存在したであろう自分の血の中にわずかにも流れているその人のことを考えた。

 平均寿命50歳くらいと考えて 44人分 母、祖母 と辿っていくとその人にいきつく。