お見合いパーティ トンプソンインターナショナル

お知らせ&日記

    お見合いパーティ

    既婚者にとって出席したくても出来ないものが、お見合いパーティ。

    先日、そのお見合いパーティに出席した同じ年の友人の話を、ワクワクそして大笑いをしながら聞き入ってしまった。

    彼女は 私と同じ年だから立派なオバサンである。そして、一回離婚をして子持ちでもある。

    大人になってなぜだか 15年ほど前にネイリストの彼女と出会い、なぜだか縁が生まれ。 3年に一度 とか 何年に一回とか そういうペースでも ひょっこりとあちらから連絡をとってくれる。 そして会ってもまるで違和感のない・・・自分にとっては非常に稀有な存在の人である。 最初は知り合いの***さん。思っていた相手でも年月とともに友と呼べるのではないか?と・・・そんな人がいわゆる大人になってからの友情を育んだ相手というものなのかもしれない。

    彼女は、私の学生時代からの友達のように おっとりと純で天然具合が私と同じくらいにちょっとおバカさん・・・のタイプでもなく。

    この札幌という街で、円山という地区で仕事をしながら少しずつ、遠慮がちにご縁が生まれることの出来た、品のよい方々のタイプでもなく。

    はっきりと言ってしまうと 品がない。

    これは はっきりと本人にも言っているので書いてしまう。

    しかし あの生命力は大したものである。そして 話すことストーリーを伝達することの力は吉本興業の女芸人レベル。会うと彼女が9割がた話し、私がただ相の手を入れているだけである。

    先日、彼女に大変な出来事があったことを知り、激励会というか元気づけをするかとトンプソンもいないしうちで晩ごはん食べない? そして 山の上からYッシのところへ帰るの大変だろうから、泊まっておいきよ。とやってきてくれた。

    去年からのそれはそれは大変な出来事の話をブルトーザーのようにかつ、それはそれは悲惨な話なのにオモシロおかしく伝えるあの技。

    私は苦労話なのに笑って悪いけれどついつい笑って聞いていると いつのまにか、Yッシが1500円(割引価格)のお見合いパーティに3回も出席したというネタの話へと変わっていた。

    「ちょっと1500円のお見合いパーティって・・・あんた・・・なにやってんの」と私の苦笑いをよそに 喋り続けるYッシ。

    その話を聞いていると どうも お見合いパーティのシステムって あのフォークダンスのようにというか くるくると回転寿司のように回って話をし、お互いの印象を確認し合い。順番をつけていくとか?

    で、どうも Yッシはそこのお見合いパーティで40人参加した男性の平均して毎回15人くらいから1番に選ばれてデートを3回したと聞く。

    「Yッシ!もてもてじゃない!すごいじゃない。50近い おばさんなのに大したもんじゃない!」と私は大喜びである。

    しかし 頭を垂れながら彼女は訴える。

    「あつこざぁーん(彼女が呼ぶと さ と ざが入り混じった発音に聞こえるのだ)そんなんじゃないんですって! ほんっとに 私は3回1500円払って 苦行をさせてもらいに行ったような気がしています。かといって その苦行のおかげで悟りを開けたかというとそういうワケでもなく」と

    グイッとワインをビールのように飲みこむYッシ。

    その3回の苦行デートの話しがヒートを帯びてきたので、私は少しクールダウンしたいと 話を横にそらしてみた。

    「で、そういう場所にはどういう女性陣が来ていたの?みな Yッシみたいな バツイチ 子持ち 人生叩き上げてますって感じの女性なわけじゃないっしょ」と私。

    「いや、そりゃ あれですよ。 函館から飛行機のりつけてやってきたというような人もいましたよ」

    「えええ! 飛行機でのりつけて 1500円のお見合いパーティってなんかバランス悪くない?」

    「いや やる気は漲っている方でしたよ。あのカクテルドレスに 天女がつけてる 羽衣みたいなもの 腕ともいわず肩ともいえないあたりにかけてました」

    「で。その人は人気投票の結果はどうだったのさっ」と 私は気になるところを性急に追求する。

    「うううん・・・ あまり 思わしくないようでした」

    「やっぱりね。そうだよねぇ 私、分かるわ。わかる! 男の人の心が。いまとなっては。私がさ もしさ お見合いパーティに出席して Yッシみたいな人がモテモテだったら なによ!あの人 あんな下品なおばさんなのに(←相当ひどいことを言っているが Yッシは 私の話などに耳もむけず またもや ワインをビールのように煽っている)許せない!となるけど。確かにYッシみたいな人はさ、羽衣つけた動きのない美人よりモテるわ。男の人だったらその躍動感に惹かれちゃうわねぇ」 と 頭をふりながら自分を納得させようとする私。

    「でも・・・あつこ氏。 わたし わたしは カメレオンにモテテも嬉しかないんです。アンガールズの田中から更に身体の芯抜いたような人に赤い封筒の手紙もらっても説教したくなるんです。 普通の恋がしたいんです」と初なことを言っている。

    「Yッシ もう それは諦めな。そんなこと言っている間に日々は刻々と過ぎてゆくし。こうなったら そうだ! 1500円より もうちょっとグレードの高いお見合いパーティ行きな! そしてまた、その話し教えて欲しい」

    と あくまでも自分のエンタを求める人間は、友とは呼べないのかもしれない。しかし、しかし、オモシロすぎて・・・ごめん。